チョコレートの中で最も柔らかい生チョコは、口入れたとたんにとろけチョコレートの風味が口いっぱいに広がります。この人気商品の生チョコですが、実は日本独自の規格が設けられているんです。

生チョコ=ガナッシュ?
ガナッシュとは、チョコレートをベースに加温した生クリームを混ぜ合わせ、なめらかなクリーム状の触感に仕上げたものです。そして生チョコレートは、冷やし固めることで固形化させたガナッシュを、多くは四角い立体に切り分けて食べるチョコレートです。外側をコーティングするボンボンショコラとは違い、ココアパウダーや砂糖をまぶして仕上げるためガナッシュそのものと言ってもよいでしょう。しかし、日持ちはしないためなるべ早く召し上がられるのがおすすめです。
【実は日本だけ】生チョコレートの規格
日本では「生チョコレート」と表示して販売をするための規格が設けられています。
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チョコレートの生地が全重量の60%以上であって、クリームが全重量の10%以上、かつ水分が全重量の10%以上であること。
上記に適合するチョコレートにココアパウダー、砂糖、抹茶等の粉体可食物をかけたもの、またはチョコレート生地で殻を作り、内部に前号に適合するチョコレート江尾入れたものであって、当該チョコレートが全重量の60%以上、かつ、チョコレート生地の重量が全重量の40%以上であること。
※全国チョコレート業公正取引協議会制定・消費者庁及び公正取域委員会認定「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」より
要するにくちどけを意識したチョコレートにクリームを練りこんだ水分の多いチョコレートということですね。
このように規格がちゃんと設けられていることで消費者が商品を買う際の目安となってくれるのはありがたいことですね。